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秋から春先までに集めた胡桃を、春から梅雨に入る前までのよく晴れた日に「天日干し」を行います。 この作業は、胡桃の中にある水分を飛ばし、乾燥させることが目的ですが、この作業は当店のくるみ製品の豊かな「香ばしい風味」を引き出すに当たって欠かすことはできない作業です。 しかし、当店のくるみ自体で毎年数tにはなる量となり、同時に当店でも一番の重労働でもあります。 それでも、やはりくるみの持つ『豊かな山の香り・香ばしさ』は当店のくるみ製品の一番の特徴でもあるので、毎年欠かさず職人の手でしっかりと、日光の恵みをいただきながら乾燥させているのです。
収穫後、天日干ししたクルミを一昼夜水に浸し、熱します。 こうすると殻の先端に割れ目ができ、割れやすくなります。 そのクルミを石の上にのせ、かなづちで割ります。 石はクルミの脂で真っ黒、作業手袋も真っ黒になります。
実を殻から丁寧に取り出します。 作業の中で最も気を使う作業で、 この作業が粗くなってしまうと取り出した実に傷がついたり、欠けてしまいます。 長年の経験と勘が必要です。
取り出した実を選定します。 大きいものは鬼くるみ、小さなものは花くるみになります。 細かく砕けた実はくるみ味噌に使います。
くるみを味噌、砂糖とともに炊き上げます。 均等に熱が伝わるようにかき回しながらの手作業。 大量に作ると味が落ちるため、1回分を少量におさえています。 この工程で、辛口には唐辛子、糠入りには糠を入れます
出来上がった『くるみ味噌』を、一つ一つを手作業でびん詰め。 心を込めてお客さまにお届けします。
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